Vol.56 2020年9月号 ◆奈良のテクノスよりお知らせ◆ 2020/09/28 遅い梅雨明けと同時に猛暑が始まり、我慢の暑い夏もやっと終りかと思うと、秋はもうすぐそこという今日この頃です。 日本気象協会によると、近畿地方の10月の平均気温が平年より高い確率は50%となっています。 わかりにくい数字と思いますが、「平年並み30%+平年より低い20%」で50%なので、どちらかというと平年より高いかもというところでしょうか。 https://tenki.jp/long/three_month/10600/ 気象庁では、地球温暖化予測モデルの結果を「地球温暖化予測情報」として1996年より公表しています。 最新版は2017年の第9巻で、21世紀末の日本の気候予測がまとめてあります。 https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/GWP/index.html 要約すると以下の通りです(※20世紀末との比較)。 ●気温について 年平均気温は全国平均で4.5℃、地域によって3.3〜4.9℃上昇する。 猛暑日(最高気温が35℃以上の日)など極端に暑い日数は増加する。 ●降雨量について 滝のように降る雨(1時間降水量50mm以上の短時間強雨)の発生回数は、全国平均で2倍以上となる。雨の降らない日数は全国的に増加する。 ●積雪量について 年降雪量は本州日本海側で大きく減少し、降雪期間及び積雪期間は短くなる。 ここ数年の傾向そのままですね。 さて、今月は「光学特性測定について」です。 □■ 今月の内容 ━━━━━━━━━━━ 1.光学特性測定について 2.編集後記 ■□■―――――――――――――■□■――――――――――――■□■ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃1┃光学特性測定について ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ テクノスの光学特性測定システムFMシリーズは、フラットパネルディスプレイ(FPD)の視野角特性、輝度、コントラスト、RGB色度、ガンマ特性、フリッカー、消費電力など各種光学特性を自動測定するシステムです。 https://www.tecnos-net.co.jp/products/fm 【特長】 ・高い拡張性と豊富なオプション ・各種輝度計、各種信号発生器に対応し、お客様の要望に応じた柔軟なシステムアップが可能 ・輝度計を固定する簡便なスタンドから、FPDの移動・回転を制御する視野角ユニットまで充実のラインナップ 【システム概要】 1.システム構成:輝度計、信号発生器、測定ステージ、測定用専用ソフトウェア 2.モバイルから大型まで各種サイズのFPDに対応 3.輝度計  ・トプコンテクノハウス:RDシリーズ、SRシリーズ、BMシリーズ  ・コニカミノルタ:CAシリーズ  ・アドメシー:MSE、Asteria、Hyperion 4.信号発生器  TS-7000(テクノス)、その他各種信号発生器に対応 5.輝度計スタンドから視野角ユニットまで用途に合わせて測定ステージを提供 6.測定用専用ソフトウェア  ・制御、結果表示、Excel出力  ・測定条件や設定をテキストでスクリプト化可能 FPD用光学特性測定システムに関する資料請求、ご相談など、下記へお問合せください。  ・メールから info@tecnos-net.co.jp  ・お電話から 0742-30-2568(営業窓口)  ・FAXから 0742-36-3052 フォームからのお問い合わせはこちらから https://www.tecnos-net.co.jp/inq/ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃2┃編集後記 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今年の8月は本当に暑い日が続きました。 気象庁によると、日本の南を中心とした海域の海面水温が、統計開始以来最も高かったそうです。 海面水温が高い状態は10月上旬まで続く見込み。 台風は海面水温の高い海域を通過すると、勢力が強まる傾向があります。 台風情報にはご注意を! ■□■―――――――――――――■□■――――――――――――■□■