Vol.47 2019年8月号 ◆奈良のテクノスよりお知らせ◆ 2019/8/6 近畿地方では、7月24日頃平年より3日遅い梅雨明けとなりました。 暑〜い夏が始まりました。どうかご自愛ください。 さて、以前にもお盆の由来について紹介したことがあります。 盆とは、盂蘭盆(うらぼん)の略語とされ、あの世で苦しんでいる死者を供養し救う仏教行事とされています。 ですが、祖先の霊を迎えてお祭りする行事は、仏教の伝来以前から日本古来の習俗として行われていました。 仏教が伝来し、もともと日本にあった行事と結びついて、現在のお盆の形になりました。 お盆行事は、日本人が持ち合わせていた「祖先を供養する心」と結びついた日本独特の文化的行事と考えたほうがよいですね。 さて、今ではお盆はお寺を中心とした行事になっていますが、祖霊崇拝の考えは民族宗教である神道にも当てはまるのです。 というわけで、神社でもお盆の時期に、祭壇の設置や迎え火、お供えしてお祀り、送り火といったお寺と同じ行事を行うところもあるそうです。神社へのお参りもOKです。 今月は、画像処理技術の応用事例の紹介です。 □■ 今月の内容 ━━━━━━━━━━━ 1.画像処理技術の応用事例「かん合測定」の紹介 2.お盆期間の営業についてお知らせ 3.編集後記 ■□■―――――――――――――■□■――――――――――――■□■ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃1┃画像処理技術の応用事例「かん合測定」の紹介 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ かん合(嵌合)とは、軸と穴のように複数の部品を組み合わせる「はめあい」のことを表しています。 このかん合部の状態を確認することは重要です。 コネクタのかん合であれば電気的接続に不具合が生じたり、建材等部品のかん合であれば建物の強度に影響します。 かん合不良の流出防止のため、かん合をいかに確実に保証するかが組立領域の大きな課題になっています。 テクノスは、画像処理技術を応用し、  1.複数のカメラでかん合部(オス・メス)となる断面を撮像し、  2.撮像画像に対して輪郭線を抽出し、  3.図面画像と、2.を重ね合わせることで、かん合部を視覚的に確認しやすく、  4.また、指定ポイントの長さ、角度計測も、 かん合状態の計測およびユーザーによる評価を効率的に行えるようにしました。 作業員がノギス等で計測している作業を、視覚化することで組み立て工程の省力化と製品の品質確保に役立てます。 ■テクノスはかん合測定の実績があります。 かん合部を撮像し、断面形状の任意に指定した箇所の測長・角度計測が可能です。 撮像画像に対して、輪郭線抽出、図面画像との重ね合わせ、指定ポイントの長さ、角度計測を行います。  ・対象: 大型金属加工品  ・機能: カメラによる撮像、輪郭線抽出、画像操作、画像からの測長  ・かん合形状の確認: 両端のエッジ画像を選択・移動・回転の操作が可能  ・ワーク幅測長: 測定位置を画面で指定し自動計算(精度:±0.1mm)  ・端面測長: 1画像内の任意に指定した2点間距離、3点指定による角度測定         (精度:±0.1mm)  ・高解像度カメラ: 4000×3000 分解能:0.01mm/画素 価格、詳細仕様、ご相談など、気軽にお問合せください。  ・メールから info@tecnos-net.co.jp  ・お電話から 0742-30-2568(営業窓口)  ・FAXから 0742-36-3052  フォームからのお問い合わせはこちらから https://www.tecnos-net.co.jp/inq/ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃2┃お盆期間の営業についてお知らせ ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ テクノスはお盆休みの期間中も営業します。 8月10日(土)〜8月12日(月) 休業 8月13日(火)〜8月16日(金) 営業します 8月17日(土)〜8月18日(日) 休業 8月19日(月)以降は通常通りの営業となります。 尚、テクノスでは夏季休暇にシフト制を導入しております。 8月中は通常営業に比べ人員が少ない場合もあります。ご迷惑をおかけする事があると存じますが、何卒ご理解のほど、宜しくお願い致します。 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃3┃編集後記 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お盆休みに帰省される場合、高速道路の利用も多いと思います。 高速道路での交通事故発生件数は減少の傾向にありますが、高速走行となるため死亡事故率が一般道路の2倍以上となります。 事故発生状況は追突が最も多いとのこと。車でお出かけの際は十分ご注意ください。 ■□■―――――――――――――■□■――――――――――――■□■