Vol.23 2014年1月号 ◆奈良のテクノスよりお知らせ◆ 2014/1/24 新しい年が始まり、本年最初の◆奈良のテクノスよりお知らせ◆です。 今年もよろしくお願いします。 先日のNHKのスペシャル番組「アルツハイマー病をくい止めろ!」を興味深く見 ました。 世界は、今、アルツハイマー病の進行を食い止める「予防的治療」に注目が集まっ ているという内容で、新薬の開発から運動を取り入れた療法までいろいろと紹介 されていました。 5年前に始まったDIAN研究の成果として、発症の25年も前から病が始まっている ことががわかってきました。300人以上の家族性アルツハイマー病の人達を対象 に、様々な年齢での脳の状態を調べることで、発症前の病理過程が明らかになっ たということです。 また、国内の例では、九州大学が久山町と協力し50年に渡って住民の健康状態を 追跡調査してきたこと、その結果として、近年の日本のアルツハイマー病患者の 急増が指摘されていました。ライフスタイル、特に食生活の変化が関係している のではないかとの推測があります。 当然のことですが、原因が判ってこそ、適切な対策をとることができます。 地道で継続的な調査がいかに大切なことかと、改めて感じました。 さて、奈良県には、「県民だより」という毎月発行の広報誌があります。 http://www.pref.nara.jp/secure/114008/kenmin02_13.pdf 2月号でテクノスが紹介されます。今月は、そのインタビュー時の社長の言葉。 □■ 今月の内容━━━━━━━━━━━ 1.世界中のあらゆるものを検査したい! 2.編集後記 ■□■―――――――――――――■□■――――――――――――■□■ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃1 ┃世界中のあらゆるものを検査したい! ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ テクノスは、画像処理技術をコアとする検査システムの開発が得意です。 目視検査の代わりとなるのが画像処理検査装置ですが、弊社に問合せいただく 案件の中には、目で見えにくい・見えないものを見たいという要望も多く、撮像 手段を工夫してトライしています。 ●X線で見る X線を使えば、非破壊で物体の内部を観測することができます。 例えば、   ・電子機器に組み込まれた部品内部の欠陥検査で、品質管理に   ・化石等の考古物や小動物、昆虫、種子等の内部構造解析    実験用動物も生きたまま検査することが可能になります。   ・貴金属宝飾品、美術工芸品の鑑定、等 CT画像から高精度な3D画像を作成することで、見えない部分の形状も見やすく、 人間の視覚を助けます。 平成24年度「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」に採択 され、現在、持ち運び可能な小型X線CT装置を開発中です。 ●分光特性で見る 可視光から近赤外まで、幅広く対応することで、色だけでなく目に見えない成分 分析まで可能です。 例えば、   ・近赤外領域を使って    お茶の成分測定や、野菜/果実の評価/選別など、    安全性が気になるのでX線ではちょっと、という食品検査に   ・可視領域を使って    人間の目では識別しにくい微妙な色合いを分光データで定量化    FPD、フィルムなどの薄膜の膜厚測定に 価格、仕様詳細、ご相談など、気軽にお問合せください。  ・メールから info@tecnos-net.co.jp  ・お電話から 0742-30-2568(営業窓口)  ・FAXから 0742-36-3052  ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃2 ┃編集後記 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 初詣に、?十年ぶりに、宮島に行きました(筆者は広島出身)。 「焼きカキ」って昔もあった?、「穴子めし」とか食べたことあるかな?、「揚 げもみじ」がある!、おしゃれなカフェも!、、、など等。 でも、基本的にあまり変わっていなかったなあ〜というのが今の感想です。 その日のディナーは、お好み焼きでした。 小さいヘラを使って鉄板でいただくのが広島流。 ■□■―――――――――――――■□■――――――――――――■□■