Vol.36 2018年6月号 ◆奈良のテクノスよりお知らせ◆ 2018/6/12 こんにちは。 6月(水無月)となりました。 梅雨の時期なのに、水無し?ですが、旧暦では7月の暑い時期になります。 近畿地方の梅雨入りは、6月6日ごろと発表されました。 今年は、平年よりも1日早く、昨年に比べると2週間程度早い梅雨入りとなってい ます。昨年の春はなかなか暖かくならず、桜の開花も遅れましたネ。 梅雨は、春から夏に移り変わる時、その前後で雨が多くなり、日照が少なくなる 季節現象です。梅雨の入り明けには、「移り変わり」の期間として平均的に5日 間程度を見込んでいるそうです。 気象庁では、それまでの天候とその先1週間の予報をもとに、天候が変わりはじ めたと判断した場合に、「○月○日頃、梅雨入り(/明け)したとみられます」 と公表しているとのこと。 「気象庁の梅雨入りと梅雨明け(確定値)」 https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/index.html 昭和26年(1951年)からの、梅雨入り明け、降水量のデータを見ることができま す。東北北部が昨日から梅雨入りと、全国的に雨の季節になりました。 ちょっと気になって、気温の長期変化傾向についても見てみると、 https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_jpn.html 日本の年平均気温は、長期的には100年あたり約1.19℃の割合で上昇しています が、特に1990年代以降、高温となる年が頻出しているとのこと。これは世界の平 均気温も同じ傾向で、地球温暖化が進んでいるということでしょう。 日本の年降水量 https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_jpn_r.html 1898年以降、年ごとの変動が大きくなっています。ただ、2010年以降はそれほど 変動は大きくなく、雨量が増える傾向かなという感じです。 さて、今月は「イメージ分光式全面膜厚測定機」の紹介です。 □■ 今月の内容 ━━━━━━━━━━━ 1.イメージ分光式全面膜厚測定機の紹介 2.展示会来場のお礼 3.編集後記 ■□■―――――――――――――■□■――――――――――――■□■ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃1┃イメージ分光式全面膜厚測定機の紹介 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「JPCA Show 2018」に出展した全面膜厚測定機の紹介です。 テクノスの全面膜厚測定機は、 1度の撮像で、測定物1ライン分(ライン状エリア)の多点の分光特性を同時取得し、 独自アルゴリズム(相関法、FFT法)により膜厚を算出します。 測定物をスキャンすることで、測定物全面の膜厚を測定できます。 【特長】 1. イメージ分光式のカメラを使用し、大面積の膜厚分布を短時間で測定  ・600x600点(36万点)の膜厚測定を、わずか60秒で測定完了  ・結果はリアルタイムに表示  ・1秒当たり、6000点の測定速度 2. 全面の測定膜厚をイメージ化する事で、塗布コンディション、欠陥パターン を可視化できます。問題解決が直感的に、スピーディーに行えます。 3. 測定要件に合わせて、測定幅、測定スポットサイズを容易に変更可能  最小スポットサイズ:0.1x0.1mm、測定幅:60mm  最大スポットサイズ:0.5x0.5mm、測定幅:300mm 【測定仕様】 ・膜厚測定方式:白色干渉法 ・膜厚測定範囲:0.5μm〜5μm(相関法)、2μm〜10μm(FFT法) ・膜厚測定速度:600点/秒(相関法)、6000点/秒(FFT法) ・測定幅/測定スポット径:測定幅300mm/測定スポット径0.5mm、              測定幅150mm/測定スポット径0.25mm 【その他】 ・イメージ分光ユニットの仕様変更により、測定膜厚範囲の拡大および測定空間 分解能の向上が可能です。 ・画像処理ボードの追加により、測定速度のさらなる高速化が可能です。 詳しくはお問合せください。  ・メールから info@tecnos-net.co.jp  ・お電話から 0742-30-2568(営業窓口)  ・FAXから 0742-36-3052  ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃2┃展示会来場のお礼 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018年6月6日、7日、8日に開催されました「JPCA Show 2018」では、 (株)写真化学ブースにて、テクノスのイメージ分光式全面膜厚測定機を紹介致 しました。ご来場いただきありがとうございました。 プリント配線板技術展ということで、膜厚測定は異分野の感もありましたが、弊 社が得意とする画像処理技術を活かした検査・計測システムで、皆様のお役に立 ちたいと考えます。 ご来場頂きました皆様に、今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃3┃編集後記 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 梅雨の便利グッズといえば傘でしょう!ということで、調べてみました。  〇逆転傘 上下さかさまに開く仕組みになっています。閉じると、濡れた面が内側になるた め、洋服や荷物が濡れない、満員電車などの人ごみでも周りの人に迷惑をかける ことが少なくなります。  〇ポキッと折れるんです 突風の際に、傘の骨が折れてしまって役に立たなくなったことはありませんか? この傘なら平気。傘を再度閉じると元通りに!とのことです。 筆者は自家用車派なので、車の乗り降り時にどう頑張っても濡れてしまう状況で 悲しい思いをしているのですが、逆転傘なら大丈夫そうです。使ってみたいです。 ■□■―――――――――――――■□■――――――――――――■□■